2026/01/02

英語学習をどうしよう会議 2026

2025年は、海外出張に同行させてもらったのもあって、英語力の向上にそこそこ真面目に取り組んだ1年だったが、正直成長の壁に当たっている。
これからどうするかを考える目的で、現状をまとめてみる。

なお前提として、自分は学生時代から今に至るまでかなりの英語嫌いで、本来は英語ではなく本業の学習に時間を割きたいので、短期間で集中して取り組んで、ある程度自信がついたら省力維持モードに入りたいと思っている。そう上手く行く訳ないだろうと分かってはいるが、ずっと英語漬けはあまりにしんどい。

現時点の英語運用能力

  • GCAS試験の結果はCEFR B1 High。他のテスト結果や、英語教材をやって感じる難易度からも、だいたいB1~B1 Highなんだろうなという感じ。
  • TOEICはMAX860。時々受けるようにしているが、対策なしでも800台は出る。
  • リーディング : メールのやりとりや、マニュアル・技術文章といった、非ネイティブ向けのものは支障ない。本は驚くほど読めない。節が長くなると何を言っているのかさっぱりわからなくなってしまう。
  • リスニング : 非ネイティブ向けの内容ならおおよそ大丈夫。こちらを日本人とわかってはっきり話してくれる人や、他国籍な技術カンファレンスでの発表を聞くなどはほぼ支障ない。一方で、ネイティブ同士の会話やドラマ・映画は単語すら取れない。リンキングなどの音声変化に全く対応できていないためと思われる。
  • ライティング : 小学生の感想文のような、短い節を繰り返す文章になる。長い節は書けない。
  • スピーキング : 同じく10単語くらいの文が限界。言いたいことを知っている語でなんとか説明するなどはできる。語順に気を取られ、時制・三単現s・単数/複数・冠詞有無をしょっちゅう間違える。

学習目的・モチベーション

  • 元々の学習目的は、技術や趣味の情報を得るのに英語のほうが正確で早かったからなのだけれど、今は機械翻訳の質がものすごく上がったのと、読み/聞きはそう困らなくなったのとで、目的を喪失している状態。
  • せっかくここまで勉強したのだから、もうちょっとモノにしようとスピーキング中心に取り組んだが、「海外旅行は大丈夫」と「ビジネスの場で意見が言える」の間にある壁が断崖絶壁雲の上で、心が折れかけ。

取り組んでいる学習方法

  • オンライン英会話 Bizmates : 25分*週5。予習含めると1~1.5時間/回くらい。「英語を話すことに慣れる」という点では相当役立っているが、教材に対し会話する内容の事前準備がしんどく(※)、レッスンの録音や復習を全くしていないのが良くない。なお事前準備していないと全く喋れない。やり方をテコ入れしないとなぁとは思っている。
  • Speak : スピーキング練習アプリ。10~20分/日くらい。とっさの文章組み立てや、発音の訓練に良いと感じており、1年半くらい続けている。
  • 英語のハノン : 15~30分/日くらい。1年以上やっているはずだが初級が終わる気配がない。基礎トレだと信じて続けている。
  • 瞬間英作文シリーズ : 必要なのはわかっているが、なかなか継続的には取り組めていない。真面目にやらなければいけないと思ってはいる。
  • 発音矯正 : 50分*週1。まだ続けている。 (過去記事 : ハミングバードの英語発音矯正に救われた話 )
※Bizmatesの特性だと思うのだけれど、「あなたの会社のビジネス構造」とか「最近あった職場のディスコミュニケーション」とか「業界を説明する」とかがあって、日本語でも説明がしんどい

課題

  • 書き出してみてわかったが、1日あたりの学習時間が足りていない。どこかで集中して全振り学習する時期が必要かも。
  • 学習目的がブレているところに問題がある。こうなりたいという像がないと続かない予感。
  • 何か成果測定がないと成長実感がなくてしんどい。TOEICは飽きているので、英検とか…?
  • 学習方法が合っているかどうか不安になっている。

対策

もうわからんので、上記の内容をSLAの観点から評価するようGeminiに投げてみたところ、下記とのこと。納得感の高い一般論だなと思ったので、いったん信じてみることにした。
  • B2手前の壁にぶち当たるのはあるあるの事例。
  • やっているメニューは適切なので、このまま続けてOK。
    • ただしハノンの進みが遅すぎる。ここをもっと真剣に取り組んだほうがいい。
      • ネックになっているのは基礎文法ではないので、初級を抜けて早く中級に入ったほうが良い。
      • 瞬間英作文シリーズはやめていい。ハノンとどちらかに絞ったほうが良いため。
  • 文脈の冗長性や修辞構造に慣れるために、長文精読を入れたほうがいい。専門分野のニュース記事はどうか?
  • オンライン英会話で、コンテンツ準備に時間がかかっているのは英語力に直接寄与せず無駄。ここはAI使うなりコンテンツの準備がいらない教材に変えるなりして、省力化したほうがいい。
  • 測定は、Versantや英検準1を目標に置いてみるのはどうか?
  • 学習時間を増やすのはたいてい続かないので、週1日だけ集中する日を作る、2ヶ月だけ英検対策をみっちりやる、などスプリント的にしたほうがいい。

2026年の取り組み

以上を踏まえ、1-3月は以下の内容で取り組んでみようかと思う。細切れでも計2時間/日くらいは充てるよう努めたい。
  • Bizmatesは、ビジネス教材でなく、準備の軽いSmall TalkやDiscovery教材に切り替える。
  • 移動時間は「英語のハノン」に充て、1日1時間くらい確保する。早々に中級に移行する。
  • Speakと発音矯正はこのまま継続。
  • 英検準一級の対策本も見てみる。これで長文読解に取り組めればいいが、現状リーディングに対するモチベーションがあまりない。
まとめたはいいが、音声変化対策がカバーされていない件。うーん。

2025/12/31

2025年の振り返り

2025年を振り返ってみると、意図的に作り出したモラトリアムをエンジョイした1年だった。
以下、仕事/プライベートでやっていたことなど。

仕事面

社内転職した

希望を出して子会社へ異動した。
理由は、業務の内容がセールスやマーケティングに寄ってしまい、完全な苦手分野で成果を全く出せず、自分なりに努力はしたものの、このルートで生き残れる未来が全く見えない状態になってしまったため。
異動後はだいぶマシな状況にあり、幸いな感じである。

モラトリアムタイムをエンジョイした

異動後はヒラで何の責任も負っていない状況のため、「業界を知るため」という名目で国内外のイベントやカンファレンスにたくさん行かせてもらった。会社にはめちゃくちゃ感謝している。
来年からはもうダメそう。遊んでないで業績出せと言われそう。はい。


資格

仕事上情確士登録が必要になり、十数年ぶりに取り直しをした。落ちたら恥ずかしすぎるため、結構ヒリヒリした。(過去記事: 旧テクニカルエンジニアの支援士試験学習)
また、AWSのDev/SysOpsの有効期限が来ていたのでDOPを取って更新した。来年はSAPの更新があるが、どうするかは迷い中。
あと、そろそろCISSPに取り組みたいところだけれど、どうかなぁ…。


プライベート

大学

在籍3年め。元々、自分がIT以外だと何に適正があるのかを知りたいという目的で入っており、無軌道に講義を取っているが、とても楽しい。
今年特に面白かった講義は以下。
  • 共生のための技術者倫理 → 倫理とはなにか?なぜ社会責任なんてものを意識しないといけないのか?を技術者向けにロジカルに説明する内容。ものすごく腹落ちした。
  • 英語で読む大統領演説 → 実質近代アメリカ史の講義。アメリカという国のアイデンティティの成り立ちや複雑さ、歪みなどが垣間見えて興味深かった。
  • グローバル時代の英語演習  → 英語ディスカッションの面接授業。当然ディスカッションができるレベルの英語力がある人しかおらず心を打ち砕かれたが、「英語を学習する」ではなく、「何かを学習する手段として英語を使う」という貴重な経験ができた。


野球

今年も日ハム旋風の年だったと思う。クライマックスシリーズは本当に最高だった。また、西武に復活の兆しが見えたのも嬉しかった。ロッテは捕手を補強してくれ。
今年は日程が合わず遠征はできなかったが、西武ドーム・千葉マリン・東京ドームにぼちぼち行けて良かった。来年こそは初の福岡に行きたいなぁ。

また、海外出張の合間でドジャー・スタジアムに行けて感動した。アーロン・ジャッジのHRを生で見たことは一生自慢する。あと今年はブルージェイズが素晴らしかったよねー!すっかりファンになってしまった。

猫氏

気づいたらもう8歳になっていたが、変わらず元気で愛らしく甘えん坊でワガママ。彼女のおかげで日々生きられている。お互い健康に気をつけて暮らしていきたい。

いろいろ読んだけれどあまり記録に残していないのを反省している。記憶にしっかり残っているのは以下。
  • 強いビジネスパーソンを目指して鬱になった僕の 弱さ考
    • ご本人が過労で病んで本当に大変な思いをされたところから、いまの加速社会について考え咀嚼し書かれた内容で、「成長しんどい…」と思ったことがある人はぜひ読んでほしい本。もちろん解決策はなくて、何とかやっていきましょうという結びではあるのだが。
    • 資本主義において"常に成長"という考え方から逃れることはできないけれど、そうでない価値観も大事にして、バランスとってやっていきましょうという話。これがビジネス書界隈の人から出てきたということに意味があるように思う。
  • 赤と青のガウン
    • 言わずとしれた彬子女王の留学記。研究者の苦悩と苦労、イギリス生活のトラブルなどが生き生きと描かれていて引き込まれる。皇族の暮らしがちょっとだけ垣間見えるのも面白いポイント。
  • 機嫌のいいチームをつくる
    • 吉井元監督が、チームの心理的安全性をテーマに書いているややエッセイ寄りの本。ロッテを知っている人にはすごいわかるビジネス書。吉井さんはとにかく自主性を重んじるスタイルで、自分は大好きなのだけれど、そのマネジメントがハマるとき/ハマらないときはあるんだなぁと…。
  • コンビニ人間
    • いまさら読んだ。主人公の合理性が好きすぎて、こういう人間でありたいと強く思った。

そんなこんなで、お目こぼし的に好き勝手させていただいた2025年だった。
2026年は全然余裕がなさそう。どうするかはこれから考えよう。

2025/10/24

ハミングバードの英語発音矯正に救われた話

英語発音矯正の「ハミングバード」に通って1年経ったので、感想を記録する。

 学習履歴

  • 受講歴: 約1年
  • 受講回数: 約60回
  • 現在のレベル: 3B

ハミングバードとは


英語発音矯正専門のオンラインスクール。レッスンは日本語。1レッスン50分。とにかく英語発音のことだけやる。

 入会の経緯

  • オンライン英会話が話せなすぎてつらくてやめてしまい、アプリ英会話に切り替えるも発音が悪くてアプリに誤認識されまくり、心が折れた
  • まず発音を直そうと思い至るも、そもそも発音記号が読めない
  • 「あいうえおフォニックス」に救いを求めるも、なんとあのレベルですら理解できない 
  • 一大決心してハミングバードの体験レッスンを受けたら、体験の50分だけで急に発音の仕組みがわかったので、これはすごいと思った

で、1年通って効果はどうなの


ものすごい効果を感じている。間違いなく、やってよかった。
  • アメリカ英語の「口」ができるようになった → それっぽい発音ができるようになった
  • アプリに誤認識されなくなった → 心が折れなくなって学習継続できるようになった
  • 英語が相手に通じる率がかなり上がった → オンライン英会話が前よりも怖くなくなって、復帰できた 
  • 発音記号が読めるようになった → 辞書から正しい発音がわかるようになった 
  • リスニングでも、その単語がどの母音で発音されているかがわかるようになった
 一方で、1年でまだ身についていないことは下記。
  • 単語としては正しく発音できても、文章として英語ライクには話せない (=音声変化ができない)
  • アクセント母音の強調や、語頭の子音の強調が下手
  • 正しい発音で話せるスピードはまだとても遅い

ハミングバードのすごいところ


最初でとにかく基礎を厳しく叩き込まれる。少人数レッスンで、口の形・下の位置を徹底的に練習する。舌の位置がちょっと下がっている、といった細かいフィードバックをものすごく受ける。

これは自己学習では得られないことで、とても価値のあるレッスンだと感じる。 

 他にも、
  • レッスンは自動で録音されていて、あとから何回でも聞き返せる。聞き返しながら自分で練習することができる。 
  • 日本語でのレッスンなので、言っていることがわからない! とはならない。 
  • 講師の教え方がうまい。人によって厳しさに差はあるが、当たりハズレは小さい。 

 留意点は? 

  • お高い(後述) 
  • 講師は選べず毎回完全ランダム。ハズレは無いが、高価なレッスンだけに優しい先生に当たると指摘が少なくてちょっとだけ損した気分になる。 
  • グループレッスンでMAX4人なのだが、4人だとちょっと効率が悪い。MAX3人だといいのになぁ。
  • これはただのワガママだが、レッスン予約をキャンセルできるのは前日までで、かつキャンセルできる回数に制限がある。当日キャンセルはレッスンチケットが消費されてしまう。 
  • アビバの傘下になってしまっている… 
最後のがとても良く思っていない点なのだが、ハミングバードはあのパソコンスクールAVIVAの傘下になってしまっており、受講するにはアビバの校舎に所属する必要がある。 
オンラインで授業を受けるのに、校舎に所属しないといけないというのが面倒で、契約手続きもテキストの発注や受取も、校舎に行く必要がある。 

それは許容したとしても、めちゃくちゃ不満なのが、校舎のスタッフから月1回校舎にくるよう強要されることで、面談という名の営業活動につきあわされることになる。彼らには売上ノルマがあるのだ。申し訳ないがこちとら暇ではない。もうしばらく連絡を無視している。
また、レッスンのキャンセルに制約が多いので、どうしても事前の予約がいれづらいのだが、次回レッスンの予約をいれていないと連絡してくる。こちらの事情を説明するも、また連絡してくる。申し訳ないが無視している。いやわかるんですよ。アビバの生徒さんを管理するための対応だということは。連絡してくるショートメールが送信専用で返信できず、返事に電話を強要されるのもなかなかストレス。最高のコンテンツと最高の講師が揃っているのに、運営がアレなのは本当にアレである。誰か救ってほしい。

でもお高いんでしょう?


お高い。
自分のコース契約だと、割り算すると1レッスン(50分)6,400円くらい。今はもっと上がっているらしいと聞く。なおレベル毎のテキストブックが必要で、これも数千円する。

でも、前述のとおり自己学習では解決できなかった問題を解決できているし、何より発音のおかげで英語を話すことに自信がついたので、価格相応の価値があると感じている。 

といいつつ、今6,400円×60回を計算して正直ヤベェと震えている…。価格相当とは…??

まとめ 


ハミングバードの発音矯正は、高いがスゴイ。
契約などオンライン完結できるようになったら、かなり嬉しいのになぁ。