2025/10/24

ハミングバードの英語発音矯正に救われた話

英語発音矯正の「ハミングバード」に通って1年経ったので、感想を記録する。

 学習履歴

  • 受講歴: 約1年
  • 受講回数: 約60回
  • 現在のレベル: 3B

ハミングバードとは


英語発音矯正専門のオンラインスクール。レッスンは日本語。1レッスン50分。とにかく英語発音のことだけやる。

 入会の経緯

  • オンライン英会話が話せなすぎてつらくてやめてしまい、アプリ英会話に切り替えるも発音が悪くてアプリに誤認識されまくり、心が折れた
  • まず発音を直そうと思い至るも、そもそも発音記号が読めない
  • 「あいうえおフォニックス」に救いを求めるも、なんとあのレベルですら理解できない 
  • 一大決心してハミングバードの体験レッスンを受けたら、体験の50分だけで急に発音の仕組みがわかったので、これはすごいと思った

で、1年通って効果はどうなの


ものすごい効果を感じている。間違いなく、やってよかった。
  • アメリカ英語の「口」ができるようになった → それっぽい発音ができるようになった
  • アプリに誤認識されなくなった → 心が折れなくなって学習継続できるようになった
  • 英語が相手に通じる率がかなり上がった → オンライン英会話が前よりも怖くなくなって、復帰できた 
  • 発音記号が読めるようになった → 辞書から正しい発音がわかるようになった 
  • リスニングでも、その単語がどの母音で発音されているかがわかるようになった
 一方で、1年でまだ身についていないことは下記。
  • 単語としては正しく発音できても、文章として英語ライクには話せない (=音声変化ができない)
  • アクセント母音の強調や、語頭の子音の強調が下手
  • 正しい発音で話せるスピードはまだとても遅い

ハミングバードのすごいところ


最初でとにかく基礎を厳しく叩き込まれる。少人数レッスンで、口の形・下の位置を徹底的に練習する。舌の位置がちょっと下がっている、といった細かいフィードバックをものすごく受ける。

これは自己学習では得られないことで、とても価値のあるレッスンだと感じる。 

 他にも、
  • レッスンは自動で録音されていて、あとから何回でも聞き返せる。聞き返しながら自分で練習することができる。 
  • 日本語でのレッスンなので、言っていることがわからない! とはならない。 
  • 講師の教え方がうまい。人によって厳しさに差はあるが、当たりハズレは小さい。 

 留意点は? 

  • お高い(後述) 
  • 講師は選べず毎回完全ランダム。ハズレは無いが、高価なレッスンだけに優しい先生に当たると指摘が少なくてちょっとだけ損した気分になる。 
  • グループレッスンでMAX4人なのだが、4人だとちょっと効率が悪い。MAX3人だといいのになぁ。
  • これはただのワガママだが、レッスン予約をキャンセルできるのは前日までで、かつキャンセルできる回数に制限がある。当日キャンセルはレッスンチケットが消費されてしまう。 
  • アビバの傘下になってしまっている… 
最後のがとても良く思っていない点なのだが、ハミングバードはあのパソコンスクールAVIVAの傘下になってしまっており、受講するにはアビバの校舎に所属する必要がある。 
オンラインで授業を受けるのに、校舎に所属しないといけないというのが面倒で、契約手続きもテキストの発注や受取も、校舎に行く必要がある。 

それは許容したとしても、めちゃくちゃ不満なのが、校舎のスタッフから月1回校舎にくるよう強要されることで、面談という名の営業活動につきあわされることになる。彼らには売上ノルマがあるのだ。申し訳ないがこちとら暇ではない。もうしばらく連絡を無視している。
また、レッスンのキャンセルに制約が多いので、どうしても事前の予約がいれづらいのだが、次回レッスンの予約をいれていないと連絡してくる。こちらの事情を説明するも、また連絡してくる。申し訳ないが無視している。いやわかるんですよ。アビバの生徒さんを管理するための対応だということは。連絡してくるショートメールが送信専用で返信できず、返事に電話を強要されるのもなかなかストレス。最高のコンテンツと最高の講師が揃っているのに、運営がアレなのは本当にアレである。誰か救ってほしい。

でもお高いんでしょう?


お高い。
自分のコース契約だと、割り算すると1レッスン(50分)6,400円くらい。今はもっと上がっているらしいと聞く。なおレベル毎のテキストブックが必要で、これも数千円する。

でも、前述のとおり自己学習では解決できなかった問題を解決できているし、何より発音のおかげで英語を話すことに自信がついたので、価格相応の価値があると感じている。 

といいつつ、今6,400円×60回を計算して正直ヤベェと震えている…。価格相当とは…??

まとめ 


ハミングバードの発音矯正は、高いがスゴイ。
契約などオンライン完結できるようになったら、かなり嬉しいのになぁ。

2025/09/30

Let's noteの画面が消灯してしまう件

長い間悩んでいたことが解消したのでメモ。 

問題 

  • 事象: Let's Noteの画面が利用中に突然OFFになってしまう
  •  機種: Let's Note CF-FV (14インチのノートPC)
  •  設定: Windowsのシステム設定にて、ノートを閉じてもスリープしない設定としている
 上記の条件にもかかわらず、自宅で利用しているときだけ、時々前触れなくLet's NoteのディスプレイがOFFになってしまう事象に悩まされていた。
なお、外付けのモニタは全く影響を受けず、消灯することはない。 

 Let's Note の左下には磁気センサーが仕込まれていて、磁石がくっつくとノートPCが閉じたと判定され、OSの設定に関係なくディスプレイが消灯する。

家のデスクはごちゃごちゃして、マグネット式充電ケーブルや、磁石でくっつくケーブルバンドがたくさんあり、これらの磁石が偶然近づいたときに、ノートPCが閉じたと誤判定されていたのだった…。


検証

  • 正常状態
左上の緑枠の箇所には磁石が入っており、左下の緑枠の箇所が磁石を検知し開閉判定する。

  • 磁石を近づける
写真のこれは、ワイヤレスヘッドセットの充電コネクタ。
左下箇所に接触させると、画面が消灯する。離すと復旧する。
なお、写真右に少し見切れているように、外付けモニタは影響を受けない。
というわけで数年来の謎が解明された。なんてこった。元記事の方に感謝です。
ノートPC(ラップトップ)の画面消灯に悩んでいる方がいたら、周りに磁石がないか確認してみてください。

旧テクニカルエンジニアの支援士試験学習

情報処理安全確保支援士の登録が完了して一安心なこの頃。

元々だいぶ昔に、旧制度の「テクニカルエンジニア(情報セキュリティ)」は取得していたのだけれど、支援士の登録制度ができた際に、個人で登録料や更新料を払う余裕がなく、そのまま放置していた。

それが、少し前に異動でセキュリティ関連の仕事になり、対外的な見栄えで支援士を持っていたほうが良く、かつ会社が登録・更新費用を出してくれるとのことで、十何年ぶり?に試験を受けることに。 

一応一度受かっている試験なので、落ちたらとても恥ずかしいというプレッシャーの中、学習してわかったことを書き記しておく。

 

  • 技術面 
    昔の出題はほぼインフラセキュリティだけだったが、今はWebセキュリティも半分くらい出題される。インフラはそれほど変わっていないので実務をやっている人なら大丈夫だが、Web系に自信のない人(私だ)は対策が必要。自分は徳丸本をやり直した。 
  • 規格・ルール系 
    セキュリティ系の法律・規格・ルールがめっちゃ増えている。覚え直しが必要。市販の参考書に頼ってよく出るものを把握しておく必要がある。あと昔と違って、SOC, CSIRT, CIO, CISO等の役割がきっちりしているので、あらためて確認しておくのがよい。 

  • その他 
    セキュリティ業界から遠ざかっている場合には、ここ数年の事故の傾向や対策トレンドを追っておいたほうが良い。IPAの情報セキュリティ10大脅威が説明できれば大丈夫か。あとセキュリティ系の展示会をざっと見て、最近のエンタープライズ向けのセキュリティ対策ソリューションを説明できるようにしておくのが良い。(ゼロトラスト、SASE、CASB、DLP、SIEM、SOAR、ID管理系などなど) 
  • おすすめ本 
    基礎はできている前提で、出題トレンドだけ把握したい場合、以下の2冊がとても有益。
    「うかる!」の方は即効性のある試験対策で、「こう書く!」の方はセキュリティ的な考え方を説いていて実務にも役立つ内容になっている。
  • 試験よりも登録申請がしんどい 
    書類や印紙を用意して、書留で郵送する必要がある。事務作業苦手族はここが最難関。つらい。